政官民の垣根を超えて公共政策を担う人材育成を

コロナ禍で日本政府はワクチン接種から経済的支援など、様々な政策を実施してきた。公共政策の重要性を改めて実感した国民も多かったのではないだろうか。複雑・多様な公共政策を担う人材育成として、大学院教育に大きな期待が寄せられる中、学びの最前線を追った。(編集部)

公共政策を担う人材を育む
公共政策学と公共政策大学院

現場知や新たな知見などを持つ「政策起業家」の公共政策への参画など、これからの公共政策には、多様な主体の参画が求められる。そこで果たせる大学院教育への期待も大きい。(画像はイメージ)

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コロナ禍で、ワクチン接種や感染対策、企業や個人への経済支援など、政府は多様な政策を打ち出してきた。コロナ禍を機に、多くの国民が「公共政策」の重要性を再認識するきっかけになったのではないだろうか。さらに、グローバル化、脱炭素化、デジタル化などを背景に、社会が複雑さを増す中で、「公共政策」が解決すべき社会問題も複雑・多様化が進んでいる。こうした「公共政策」を担うためには、どの様な学びが必要なのだろうか。

(※全文:2302文字 画像:あり)

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