松本文部科学大臣インタビュー 令和日本の教育構想 前編
「人づくりは我が国の礎」。2025年10月の就任以来、松本洋平文部科学大臣はこの言葉を政策の中心に置いてきた。生成AIが社会を変え、人口減少が進むいま、日本の教育をどう組み立て直すのか。次期学習指導要領の答申を控える大臣に、令和日本の教育構想を前後編で聞いた。
社会を支えるのは、やはり人
松本 洋平
文部科学大臣
1973年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、1996年に三和銀行(現・三菱UFJ銀行)に入行。2005年、衆議院東京19区(小平市・国分寺市・国立市)で初当選し、当選7回。自民党青年局長、内閣府大臣政務官、内閣府副大臣(防災担当)、経済産業副大臣兼内閣府副大臣、党政務調査会副会長兼事務局長などを歴任。2025年10月、文部科学大臣に就任(初入閣)。2026年2月、第2次高市内閣で再任。中学1年から大学4年まで10年間、陸上競技に打ち込み、高校時代にインターハイ、大学時代にインターカレッジに出場した。座右の銘は、地元・小平市の名誉市民である彫刻家・平櫛田中の「今やらねばいつできる、わしがやらねばたれがやる」。
── 大臣は「人づくりは我が国の礎」という言葉からスタートしました。この言葉に込めた思いをお聞かせください。
どれだけ社会が進歩し、発展しようとも、この社会を支えているのはやはり人です。過去の日本の歴史を見ても、その礎にあるのは人でした。文部科学省が所管する、科学技術をはじめとした知の力も同じで、そのすべての礎になっているのは、やはり人であり、教育であると私自身思っています。
そうした大切なところを文部科学省として所管していることを改めて認識すると同時に、これからの我が国の発展、そして豊かで安全・安心な国民生活を支えていく基盤として、いかに人の力を高めていくかを進めていかなければなりません。そういう観点から、「人づくりこそ我が国の礎」という言葉に思いを込めました。
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