長崎経済同友会 「なぜ」を問う力を育み、若者が戻りたくなる長崎へ

長崎経済同友会 にぎわい共創委員会 委員長の船橋修一氏は、未来から逆算する「バックキャスティング」を学校や企業で伝えている。若者が「戻りたくなる長崎」を目指し、地域の歴史や魅力を知る学びと、自ら問いを立てる力を重視する船橋氏に、教育・人材育成への思いと実践を聞いた。

若者が「戻りたくなる長崎」へ
企業にも意識改革が必要

船橋 修一

船橋 修一

長崎経済同友会 にぎわい共創委員会 委員長
九州教具グループ 代表
1959年、長崎市生まれ。長崎造船大学(現:長崎総合科学大学)管理工学科卒業後、ネバダ州立大学へ留学。帰国後、コンピュータシステム販売会社に就職し、バイク用品のブティック経営や飲食店を経て、1987年九州教具入社。1996年専務、2005年社長に就任。長崎経済同友会にぎわい共創委員会委員長、大村市教育委員会委員も務める。

長崎経済同友会にぎわい共創委員会は2026年度の活動方針の一つとして、地元大学との連携による人材育成や地域課題の解決を掲げる。学生と地元企業の交流機会をつくり、若者の地域定着につなげる考えだ。

長崎でも人口減少や若者の県外流出、人手不足は大きな課題だが、にぎわい共創委員会委員長の船橋修一氏(九州教具グループ代表)は、外の世界を知りたいと考える若者の動きを止めるのは難しいとみる。

「若者が県外に出て、広い世界を知りたいと思うのは自然なことです。私の会社でも県外出身者や外国人の社員が活躍しており、多様な経験や視点の大切さを感じます。若者には経験を通じて発想を広げてほしい。大切なのは、県外に出た人が将来、『戻ってきたい』と思える魅力的な地域にすることです」

(※全文:2235文字 画像:あり)

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