長崎県教育長 多様なつながりで学びを豊かに 「教育県長崎」の確立に努める
人口減少と少子化が進むなか、長崎県は「つながりが創る豊かな教育」を掲げ、ふるさと教育の推進、ICT教育と遠隔教育の充実、高校教育改革、教員の働き方・働きがい改革など、様々な取組を進める。長崎県教育委員会の前川謙介教育長に、長崎県の教育行政の重点施策と展望を聞いた。
多様な「つながり」を深め、
豊かな教育を創りあげる
前川 謙介
長崎県教育委員会 教育長
長崎市出身。長崎県立諫早高校卒、早稲田大学卒。1987年、長崎県庁に入庁。五島振興局長、企画振興部政策監、文化観光国際部政策監、文化観光国際部長などを歴任し、2024年1月に長崎県教育委員会教育長に就任。
── 長崎県の教育行政が目指す方向性について、お聞かせください。
本県は「第四期長崎県教育振興基本計画[2024~2028年度]」において、「つながりが創る豊かな教育」をテーマとして掲げています。このテーマ設定の背景には、少子化・人口減少により学校や地域のコミュニティが縮小し、人とのかかわりから生まれる個人の成長の機会や地域コミュニティの活力が失われていくのではないかという危惧が深刻となってきたことがあります。
本県は、古くから海外の国々と交流を行い、江戸時代には西洋に開かれた唯一の窓として「つながり」を保ったことから、国内で先端の「学び」を受けることができ、豊かな文化を有することとなった歴史があります。このように「つながり」の重要性を知る本県であるからこそ、これまで以上に関係者をはじめとする県民の皆さまと共に多様な「つながり」により課題に立ち向かい、豊かな教育を創りあげていく必要があると考えています。
(※全文:4915文字 画像:あり)
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