地域課題から学ぶ AI・データサイエンス教育

高校でデータサイエンスやAIを扱う授業が広がりつつある。「情報Ⅱ」や「総合的な探究の時間」を背景に学校と社会をつなぐ新しい学びの形も模索され始めている。そうした流れの中、地域課題を題材にした教材開発に取り組むRejoui(リジョウイ)の見並まり江氏に話を聞いた。

「問い」から設計する
AI・データサイエンス教材

見並 まり江

見並 まり江

株式会社Rejoui 取締役
10年間、ALBERT社で生活者データを活用した顧客の意思決定支援や価値最大化にセールスコンサルタントとして取り組む。2016年にアイスタイル社へ転じ、膨大な美容・生活者データを活用したブランドコミュニケーションの実現や、新規事業の社内浸透、戦略設計にも携わる。2019年より現職。大企業や行政機関のプロジェクトを統括し、データサイエンス人材育成に向けた教育基盤の設計や、現場の実情に寄り添ったデータ利活用の土台づくりを支援。データを使って考え抜く思考力を育てる人材育成に取り組んでいる。

データサイエンスを軸に企業研修や教育支援を展開するRejouiは2025年6月、「高校教育のためのAI・データサイエンス教材」をリリースした。地域や学校の実情に合わせて教材を設計し、教員の指導力向上まで支援するサービスだ。普通科の他、農業・工業・水産などの専門学科や特別支援学校にも対応する。開発の経緯について、取締役の見並まり江氏は次のように語る。

「当社では2021年頃から高校教育向けの指導に取り組んできました。コロナ禍でオンライン授業が普及し、外部講師を活用する動きが広がる中で強く感じたのが、AIやデータサイエンスを教えられる人材が不足しているという課題でした」

(※全文:2356文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。