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政策の担い手を育てる
【ドイツ・ケルン】
ケルン大学「アデナウアー・スクール・オブ・ガバメント」発足

ケルン大学「アデナウアー・スクール・オブ・ガバメント」開校式で講演する、イナ・ブランデス ノルトライン・ヴェストファーレン州文化・科学大臣

写真:ロイター・アフロ

ドイツのケルン大学に2026年7月13日、公共政策の専門大学院「アデナウアー・スクール・オブ・ガバメント」が発足した。開所式ではフリードリヒ・メルツ首相が基調講演に立ち、イナ・ブランデス・ノルトライン=ヴェストファーレン州文化科学大臣らが列席した。運営を支えるのはアルフレート・ランデッカー財団で、年間1000万ユーロを期限を定めずに拠出する。初代所長は行動経済学者のアクセル・オッケンフェルス。ノーベル賞受賞者4人を含む約50人の研究者が集う。2027年度冬学期には英語による修士課程「Public Governance」を授業料無料で開講し、データサイエンスとAIを軸に、研究者と実務家が協働して政策課題に取り組む。出願受付は2027年春に始まる。校名は、戦後西ドイツ初代首相であり、ケルン市長として同大学の再建を主導したコンラート・アデナウアーに由来する。一方、開所式当日には学生自治会などが抗議デモを行った。財団を設立したライマン家はナチス期の強制労働で利益を得た過去を自ら公表し、その反省から財団を設けた経緯があるが、大学予算の削減が続くなかで一機関に資金が集中することへの異論が示された。

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