専門学校での職業人育成のノウハウを活かし大学設置に挑戦

2020年に専門職大学のiU情報経営イノベーション専門職大学を設立した学校法人電子学園。9月29日に社会構想大学院大学が主催した「専門職大学創設ウェビナー」にて、同大で事務局長を務める宮島徹雄氏が設立に向けた準備から開学後2年半の取り組みを語った。

起業家や企業で新規事業を
率いる人材の輩出を目指す

宮島 徹雄

宮島 徹雄
iU情報経営イノベーション専門職大学 事務局長
関西学院大学卒業。1991年に株式会社リクルートに入社し、2006年に辻調グループに転職、2010年には3校の副校長を兼務。2016年株式会社エアトリに転職、IT系事業の管掌役員を務める。2020年iUの開学に伴い、法人理事、事務局長に就任、iU生の起業支援会社i株式会社代表取締役も兼任。

iU情報経営イノベーション専門職大学(以下、iU)は情報経営イノベーション学部情報経営イノベーション学科の単科大学で、「変化を楽しみ、自ら学び、革新を創造する」を教育理念としている。入学定員は200人で、創設から3年目となる現在は639名の学生が在籍している。専門職大学の設置基準では、4割以上を実務家教員にすることが義務づけられていますが、iUでは専任教員28人のうち22人を実務家教員が占めている。「専任教員の8割近くが実務家教員で、現場で培った知識を活かし、今、現場で起きているリアルを学生に伝えられるのが私たちの強みです」と宮島氏は言う。

(※全文:2422文字 画像:あり)

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