返済不要の奨学金で自分でプランを設計する留学を支援

民間寄附による返済不要の奨学金、語学力・成績不問、充実した事前・事後研修を備えた「トビタテ!留学JAPAN」の留学支援。2023年度からスタートした第2ステージでは、さらなる留学促進を目指して、事業の拡大を進めている。プロジェクトディレクターの荒畦悟氏に話を聞いた。

トビタテ!第2ステージ始動
新・日本代表プログラム

荒畦 悟

荒畦 悟

文部科学省 官民協働海外留学創出プロジェクト
トビタテ!留学JAPAN プロジェクトディレクター
上智大学外国語学部卒業後、人材事業会社、外資系IT企業などで10年以上採用に携わる。2014年より官民協働海外留学創出プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」創業メンバーとして参画。独立行政法人日本学生支援機構グローバル人材育成部グローバル人材育成企画課主幹。

2013年10月から文部科学省が始動した留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」。各分野で活躍する人材や企業・団体に寄附などによる支援を呼びかけ、官民協働オールジャパンで「グローバル人材育成コミュティ」を形成し、世界で通用するグローバル人材の育成を進めている。

主な取組の一つである「官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム~」は、2014年からスタート。これまでに、約9,500名(高校:約3,400名、大学生等:約6,100名、2021年10月現在)を採択してきた。

昨年8月、政府はコロナ禍で落ち込んだ留学生数を以前の水準に早期回復させることを目指し、…

(※全文:2149文字 画像:あり)

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