居場所と学ぶ機会を両立、意欲と自信を取り戻す場に

大阪府松原市のフリースクール「レイパス」は、学校へ行かない(不登校)・行けない(苦登校)の子どもたちにとって安心できる居場所。「場所が変われば、輝く子がいる」をコンセプトに、まっすぐ学べる場を提供している。教室長の片渕浩平氏に話を伺った。

教科学習にも力を入れる
選択肢を拡げる居場所づくり

片渕 浩平

片渕 浩平

NPO法人レイパス 副理事・教室長
大阪大学経済学部卒業後、コンサルタント会社に就職。大阪・東京でプロジェクトマネジメントやIT関連業務に7年間従事。塾講師として、小・中・高の指導経験も豊富。2020年に大学時代の友人であった郷原徹志氏と共にNPO法人レイパスを設立。

不登校児童生徒数が年々増えている中、文部科学省は2023年3月、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」を策定。その中で、多様な学びの場、居場所を確保する方策として、学校・教育委員会等とNPOやフリースクールとの連携強化を挙げている。

(※全文:2387文字 画像:あり)

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