さいたま市 見つめるのは技術ではなく現場のニーズ
「デジタル化すること自体が目的ではありません」さいたま市の情報統括監を務める鈴木宏保氏はそう語る。重視するのは、現場で効果的に使われること、そして人が替わっても業務や知識が受け継がれることだ。その先に、市民サービスの向上を見据えている。
現場がすべての起点
鈴木 宏保
さいたま市 都市戦略本部 情報統括監
民間企業で人工衛星の熱設計に携わったのち、1991年に旧大宮市入庁。国民健康保険システムのオンライン化、郵便番号7桁化、2000年問題、基幹系システムのオープン化などに従事。デジタル改革推進部長を経て、2026年4月より現職。
さいたま市の情報統括監に鈴木宏保氏が就任したのは2026年4月。情報システムの戦略的な活用やICT部門の運営を担い、デジタルの側面から行政課題の解決にあたる。鈴木氏は1991年の旧大宮市入庁以来、市のシステム開発と運用に、一貫して携わってきた。
その鈴木氏が以前から大切にしてきたのが、「自分より他人」という考え方だ。
「デジタル化することが目的ではありません。大切なのは、実際に使ってもらえることです。現場の職員にとって使いやすいか、喜んでもらえるか。そこを先に考えます」
(※全文:1863文字 画像:あり)
全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。