会計検査院長・田中弥生氏が語る 知識社会で「学び続けること」の大切さ
P.F.ドラッカーの下で非営利組織の経営・評価について学び、仕事に従事しながら国内の大学院で修士号・博士号を取得したキャリアを持つ田中弥生氏。今年1月に会計検査院長に就任した田中氏に、会計検査の方向性と、社会人にとっての「学び」の重要性について話を聞いた。
国の財政監督機関として、
政策や制度の改善に貢献
田中 弥生
── 田中院長は今年1月に会計検査院長に就任されました。今後、どのような取組に力を入れたいと考えていますか。
会計検査院は明治13年(1880年)に誕生して以来、一貫して国の財政監督機関としての職責を担ってきました。内閣からも独立した憲法上の機関として、国や法律で定められた機関の会計経理を検査し、正しく行われるよう監督すると法律に定められています。
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