学生団体GEIL 政策立案で描く未来構想

初対面の学生が7泊8日でチームを組み、一つの政策を練り上げる。学生団体GEILが1999年から続ける学生のための政策立案コンテストは、第28回を迎えた。現場の声を聞き、霞が関の官僚から直に学び、目指す未来から政策を組み立てる。この場がもつ意義とは。運営を担った2人に聞いた。

社会課題を真剣に語り合う

(左)ケース局副局長 吉田 雄飛さん
(東京大学・3年生)
(右)運営局長 小林 優輝さん
(東京大学・2年生)

学生団体GEILは「政策立案を通じ、 社会の実態を学び、望むビジョンを創出」を理念に掲げる。社会課題の実態を調べ、目指す未来に向けて政策を立案する。議論を重ねて政策をまとめ、予選、決勝の発表では、実際に政策立案や課題解決を担ってきた実務者の質疑に答える。そこでは、個人では得られないチーム力や合意形成力、コミュニケーション力が育まれる。ケース局副局長の吉田雄飛さんは、コンテストの意義をこう語る。「ビジネスコンテストではありません。さまざまなアクターを考え、公共的な観点から政策を組み立てます。普段は出会えない方々から学び、机上の空論ではなく社会課題の複雑さと可能性を知る機会です」学生が腰を据えて社会課題を話し合う機会は多くない。「社会課題に関心のある学生が集結し、7泊8日、真剣に話し合える環境を用意しています」と吉田さんは話す。チームは初対面の学生同士で組む。運営局長の小林優輝さんは、「異なる価値観や地域の課題を知り、社会課題に取り組んできた官民の諸先輩方から学んで政策を考える。このプロセスこそが唯一無二の学びです。」と話す。

(※全文:2364文字 画像:あり)

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