人生100年時代(じんせいひゃくねんじだい)

日本人の平均寿命は現在でも男性81.09歳、女性87.26歳(「平成29年簡易生命表」厚生労働省)と、世界トップクラスの長寿国だが、ベストセラーとなった『ライフシフト』(リンダ・グラットン著)で紹介された研究結果によると、2007年に日本で生まれた子どもが、107歳まで生きる確率は50%と予測されている。政府は来るべき人生100年時代を見据えた経済・社会システムを実装するためのグランドデザインに係る検討のため「人生100年時代構想会議」を発足。同会議による「人づくり革命 基本構想」(2018年6月)では、幼児教育の無償化、高等教育の無償化、大学改革、リカレント教育の推進などが盛り込まれている。