戸田市 現場起点の自治体DX、生成AIを組織の力に

戸田市は2021年に「戸田市デジタル宣言」を発表し、DXを積極的に進めてきた。現在はシステム標準化への対応とともに、生成AIを使った業務改善やDX人材の育成にも力を注いでいる。佐藤健治デジタル戦略室長に、組織にDXを根づかせてきた取り組みと今後の展望を聞いた。

「多様な部署で培った経験を
DX推進に活かす

佐藤 健治

佐藤 健治

戸田市 企画財政部 デジタル戦略室長
1992年、戸田市役所入庁。税務課、人事課、秘書広報課、危機管理防災課、環境経済部、企画財政部、消防本部を経て2025年4月から現職(※部署名は発令当時)。

埼玉県戸田市は行政手続きのオンライン化など、自治体DXを積極的に推進してきた。2021年9月には「戸田市デジタル宣言」を発表し、デジタル化をさらに進める方針を打ち出した。その中心を担うのが企画財政部デジタル戦略室だ。2025年4月、佐藤健治氏が室長に就任した。

佐藤氏は、税務、人事、広報、防災、環境・経済、財政、消防など、庁内の幅広い分野を経験してきた。多様な部署で培った経験が、現場の実情に即した施策づくりに活かされているという。就任から1年余りを振り返り、佐藤氏はこう語る。

「さまざまな部署を経験する中で、ICTをもっと活用できるのではないかと感じる場面が多くありました。現場に近い立場で仕事をしてきたからこそ、職員が実際に困っていることを起点に施策を考えています」

(※全文:2477文字 画像:あり)

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