SSH指定校の実践から考える 高度な探究活動の進め方

探究の高度化、大学への接続が進む一方で、高校の学びとしての意義はどこにあるのか。中等教育における探究学習の高度化を成立させる条件を整理したい。

高校における探究の「高度化」

高澤 良輔

高澤 良輔

芝浦工業大学柏中学高等学校 SSH統括室 教諭(国語科)
千葉⼤学⼤学院教育学研究科修了。修士(教育学)。勤務校では国語科主任を経て、⽂部科学省指定SSH事業担当。探究的な学習を中⼼とした教育プログラムの統括を務めながら、大学関係者とともに生徒の学びと成⻑・探究的学習についての学術研究を行う。

2018年の高等学校学習指導要領改訂により、「総合的な学習の時間」は「総合的な探究の時間」へと名称変更され、「古典探究」「地理探究」といった探究科目も新設された。予測不可能で変化の激しい社会を背景に、探究的な学習は教育改革の大きな柱として位置づけられている。さらに近年は、高大接続やSTEAM教育、データ・サイエンス教育、教科「情報」への対応なども加わり、探究学習の高度化が進んでいる。

(※全文:2335文字 画像:あり)

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