レノボ 新端末で「GIGA2.0」に対応、メタバースで不登校支援【AD】
レノボ・ジャパンはGIGAスクール構想 第2期(GIGA2.0)に対応し、「壊れにくいこと」と「使いたくなること」を追求した新端末を開発。また、3Dメタバースを活用し、不登校の児童生徒を支援するプラットフォームを構築するなど、教育分野の課題解決に力を注ぐ。
堅牢性と利便性を兼ね備えた
GIGA2.0の新端末を開発

外山 竜次
レノボ・ジャパン合同会社 教育ビジネス開発部 部長
大阪教育大学 客員准教授
世界180以上のマーケットで製品・サービスを展開し、教育分野のICTソリューションでも豊富な実績を持つレノボ。その日本法人であるレノボ・ジャパンは、国内の小中学校におけるPC端末でシェアトップを誇る。
現在、日本では文部科学省によりGIGAスクール構想 第2期(GIGA2.0)が推進されている。この状況に対応し、レノボ・ジャパンは新端末「Lenovo GIGA School Edition」を開発した。新端末の特徴は、「壊れにくいこと」と「使いたくなること」を徹底して追求したことだ。

レノボは新しい学びを実現するデバイスと、教育のDXを促進する各種ソリューションを提供。
まず「壊れにくいこと」について、学校現場では子どもたちが端末を叩いたり投げたり、またコネクターに何かを入れてしまったりなど、予期せぬ使い方も発生するため、その対策が重要になる。レノボ・ジャパンの新端末は、実際の現場での使用状況を想定して耐久性能を高めるとともに、危険を未然に防ぐ設計を組み込んだ。MIL規格(米国国防総省の調達基準)に準拠するだけでなく、自社独自の堅牢性・信頼性テストを実施し、壊れにくい端末を実現している。
「使いたくなること」について、大きな特徴の一つが、無料ですぐに使える多彩なソリューションを標準バンドルしたことだ(一部のソリューションは3年制限あり)。一例として、以下のソリューションが揃う。
・タイピング学習機能や教師専用機能を備えたプログラミング教材
・デジタル・シティズンシップ(デジタル技術を用いて積極的に社会に参加し、健全で責任ある市民となるために必要な資質・能力やマインドセット)を学べる動画コンテンツ
・端末の「扱い方」から学ぶことができ、故障の未然防止にも寄与する「はじめてのタブレット講習」
・授業で活用できる本が読み放題の電子図書館
・教科書ふりかえり教材「単元まとめチェック」
・重点事項の確認教材「要点まとめチェック」
・作品の発表機能も備えたクラウド型ペイントソフト
・Google WorkspaceやMicrosoft Officeを授業で活用するための支援ツール
また、「ペンシルタッチ機能」の搭載も新端末の大きなポイントだ。児童生徒が普段使用している鉛筆をスタイラスとして使用できる。これによりタッチペンの故障防止とともに、タッチペンにかかるコストの大幅削減を実現した。
レノボ・ジャパン教育ビジネス開発部部長の外山竜次氏は、「GIGA2.0の新端末は、壊れにくい安心感と、積極的に使いたくなる利便性を両立しました。誰もが使いたくなる、使わせたくなる端末です」と語る。
3Dメタバースを活用し、
不登校の子に学びの場を提供
レノボ・ジャパンは、教育分野におけるメタバースの活用にも力を注いでいる。各地の教育委員会と連携し、公立学校の教職員を対象にしたメタバース体験会を実施しているほか、企業や教育機関と協業して実証実験を行い、メタバースに関する知見を深めてきた。こうした蓄積のうえに力を入れているのが、仮想空間において学習・交流の機会を創出する「レノボ・メタバース・スクール(LMS)」だ。

不登校の児童生徒を支援する3Dメタバースを、東京都の自治体に展開。
LMSは誰でも、いつでも、どこでも学べる学習支援プラットフォームであり、不登校の子どもたちの学びの場としても活用が期待される。レノボ・ジャパンは、教育分野におけるICT運用に長けた大日本印刷(DNP)や、学習コンテンツ分野の有力企業と連携してLMSの円滑な運営を実現。さらに、不登校対策と日本語指導に関する専門家を集めたアドバイザリー・ボードを設置している。
LMSでは、不登校支援の経験があったり、不登校の子を育てた保護者などの人材が専門的な研修を受けて支援員を務め、児童生徒一人ひとりに向き合ってサポートを行う。また、豊富な支援メニューを用意し、様々な学習コンテンツや悩み相談などを提供するほか、保護者向けのセミナーや情報交換会も実施している。
「LMSはGIGA端末でも快適に動き、臨場感のあるコミュニケーションができる3Dメタバースを実現しました。リアルに近い感覚で体感できるため、児童生徒の参加意欲が高まります。また、児童生徒は多様なアバターのリアクションにより豊かな表現ができます」(外山氏)
レノボ・ジャパンとDNPは、東京都の「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム(VLP)」を運営する事業プロモーター・株式会社JMCと連携し、3Dメタバースの仕組みを東京都下の自治体に展開している。2023年度は9自治体等、2024年度は30自治体等が参加した。
各自治体の学校現場からは「登校できていなかった児童生徒が、VLPの活用をきっかけに登校できるようになった」「子どもたちのSNSトラブルの相談をオンライン支援員が受けて、それを自治体職員に共有するなど、セーフティーネットとしての機能も果たすことができた」などの声が聞かれるという。
レノボ・ジャパンでは、3Dメタバースを活用した居場所や学びの場を全国の教育委員会や学校現場に広げていくことを目指している。今後も先進的なテクノロジーを提供し、GIGA2.Oに対応した新しい学びの創出や教育分野の課題解決への貢献に力を注ぐ考えだ。
お問い合わせ先
レノボ・ジャパン合同会社
mail:giga_school@lenovo.com
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