高等学校DX加速化推進事業 DXハイスクールに1010校が採択

成長分野の人材不足を背景に、政府が大学等の再編を後押しする中で、100億円が計上された「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」。文科省は4月16日、同事業において1010校の採択を公表。高校のDXを加速化し、成長分野を支える人材育成の抜本的強化を目指す。

高校段階のデジタル等成長分野
を支える人材育成の抜本的強化

政府の「教育未来創造会議」が2022年5月に公表した第一次提言では、デジタル・グリーン等の成長分野における国内の人材不足を背景に、自然科学(理系)分野に着目。同分野を専攻する学生の割合は諸外国が40%超も多いなか、国内は約35%に留まる。このため提言では、自然科学(理系)を専攻する学生について「世界トップレベルの5割程度」という目標を設定、成長分野への大学等の再編を掲げた。

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