持続可能な社会の創り手を育成するデジタル・シティズンシップ教育

デジタル・シティズンシップは、デジタルツールを使って市民社会に参加する能力を指し、これを育む教育の重要性が増している。日本デジタル・シティズンシップ教育研究会の共同代表理事を務める法政大学教授の坂本旬氏に、その概念や実践、課題などについて話を伺った。

デジタル社会の土台となる概念
デジタル・シティズンシップとは?

坂本 旬

坂本 旬

法政大学 キャリアデザイン学部 教授
東京都立大学大学院教育学専攻博士課程単位取得満期退学。教育系出版社や週刊誌などの編集者を経験したのち、朝日新聞社、毎日新聞社を中心に雑誌執筆者として活躍。1996年より法政大学教員。現在はキャリアデザイン学部教授として図書館司書課程を担当。ユネスコのメディア情報リテラシー・プログラムの普及をめざすアジア太平洋メディア情報リテラシー教育センター代表およびユネスコスクールレビューアドバイザー。基礎教育保障学会、JEARN理事。日本デジタル・シティズンシップ教育研究会(JDiCE)共同代表理事。

GIGAスクール構想の前夜となる2020年12月、『デジタル・シティズンシップ: コンピュータ1人1台時代の善き使い手をめざす学び』(大月書店)が出版され、教育関係者の注目を集めた。以来、デジタル・シティズンシップ教育という言葉が急速に教育界に普及していった。

(※全文:3705文字 画像:あり)

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