持続可能な社会の創り手を育成するデジタル・シティズンシップ教育
デジタル・シティズンシップは、デジタルツールを使って市民社会に参加する能力を指し、これを育む教育の重要性が増している。日本デジタル・シティズンシップ教育研究会の共同代表理事を務める法政大学教授の坂本旬氏に、その概念や実践、課題などについて話を伺った。
デジタル社会の土台となる概念
デジタル・シティズンシップとは?
坂本 旬
GIGAスクール構想の前夜となる2020年12月、『デジタル・シティズンシップ: コンピュータ1人1台時代の善き使い手をめざす学び』(大月書店)が出版され、教育関係者の注目を集めた。以来、デジタル・シティズンシップ教育という言葉が急速に教育界に普及していった。
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