生成AIと共創する教育 未来を担う子どもたちのために

生成AIの教育現場での活用が注目される中、教職員のAIリテラシーが鍵を握ります。生成AIの利活用ガイドライン改訂案を踏まえ、生成AI利活用の可能性と課題、学校現場における活用例を紹介します。

生成AIガイドラインの改訂状況

筆野 元

筆野 元

堺市立東三国丘小学校 教諭
1989年大阪府生まれ。大阪教育大学卒、兵庫教育大学大学院(博士課程後期)修了、博士(学校教育学)。専門は健康教育、ライフスキル。近年は生成AIの教育利用を研究。『これで安心 学校での対話型AI活用Q&A』(2024年、明治図書、共著)執筆。

2024年11月26日に生成AIの利活用に関するガイドラインの改訂案(素案)が公表されました。主な変更点は、ガイドラインの位置付けです。2023年7月に公表された現行版では、「学校関係者が生成AIの活用の適否を判断する際の参考資料」と位置づけられていました。一方、今回の改訂案では、「学校現場での適切な利活用を実現するための参考資料」とされており、実際の運用を見据えた内容となっています。

(※全文:2605文字 画像:あり)

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