日々の積み上げと習慣化が重要 生成AI時代に必要な情報活用能力
文部科学省は学校教育で生成AIを活用するため先導役となる「生成AIパイロット校」52校を指定し、24年2月に成果報告会を開催した。生成AIの活用が進む中で、特に注意が必要なのがファクトチェックの視点だ。生成AIと情報活用能力について、信州大学准教授の佐藤和紀氏に聞いた。
生成AIの教育利用では
ファクトチェックが重要に
佐藤 和紀
膨大な情報を学習し、それらしい応答をする生成AIだが、その回答は必ずしも真実ではなく、ハルシネーション(もっともらしい嘘)と言われる通り、誤りや事実無根の内容が示されることもある。このため生成AIを使いこなすには、出力された回答に対して、常に「最後は自分で確認、判断する」姿勢が必要となる。
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