上智大学・杉村美紀学長に聞く 新しい国際化と学際的で深い学び

1913(大正2)年に創立し、2026年で113年を迎える上智大学。AIをはじめとしたテクノロジーの進化で、大学の在り方が問われる昨今。「変わらないために変わる」をキャッチフレーズに、17代目学長としてデジタル変革を含めた大学改革を進める杉村美紀氏。その取り組みと将来展望を聞く。

「上智らしさ」を守りつつ
時代に合わせた柔軟な変化を目指す

杉村 美紀

杉村 美紀

上智大学 学長
1998年博士(教育学)取得(東京大学)。専門は比較教育学・国際教育学。2013年より上智大学総合人間科学部教育学科教授。2025年4月より現職。上智大学ユネスコチェア、国連大学客員教授、JICA緒方貞子平和開発研究所客員研究員等を兼任。

── 2025年4月に、学長に就任されて以降、上智大学のビジョンをどのように描いておられますか。また、それに紐づく形で、大学DXへのお考えをお聞かせください。

本学は、カトリックのイエズス会によって1913年に創立されました。キリスト教ヒューマニズムの精神のもと、創立以来掲げてきた「国際性」「隣人性」といった理念は、変えることなく大事にしていきたいと考えています。

90を越える国・地域から学生が集う「国際性」と、「他者のために、他者とともに」を根幹とする他者に寄り添う姿勢を示す「隣人性」。多様な視点で柔軟な思考を持ち、社会の中で困難や課題に直面する人々に寄り添う。人間の尊厳を守り、平和で持続可能な社会の実現に貢献する人材を育成することが、本学のミッションです。

(※全文:3532文字 画像:あり)

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