対話型教育アプリを活用して子どもの「話す力」向上を目指す
人前で「話す」「伝える」ことが苦手なのが日本人だが、入試でも企業の採用でもますます求められるのは「話す力」や「コミュ力」だ。そうしたなか、子どもたちの「話す力」向上を目指して実績を重ねるのがアルバ・エデュだ。代表理事の竹内明日香氏に、その理念や活動内容を聞いた。
「コミュ力」が求められながら
教育が不十分な現状

竹内 明日香
一般社団法人アルバ・エデュ 代表理事
国内外の企業のプレゼンテーションを支援する傍ら、2014年に子どもの「話す力」の向上を目指す一般社団法人アルバ・エデュを設立。同法人では、6万人を超える受講者に話す力を高めるための研修、講演を行っているほか、一人一台端末で使えるAI組込みの対話型アプリの学校への提供を行っている。東京大学法学部卒業。公立小元PTA会長。二男一女の母。TOPPANホールディングス等、複数の企業で社外取締役を務める。著書に『すべての子どもに「話す力」を』(英治出版)ほか多数。
一般社団法人アルバ・エデュは、2014年12月、「すべての子どもに話す力を!」を理念に設立された。子どもの「コミュ力」不足が懸念されるなか、同法人は、教室の心理的安全性を確保しつつ、子どもが自分の意見を効果的に伝えられる成功体験を積み重ねることで「自己効力感」を高められるよう、教員研修プログラムやモデル授業などを広げてきた。 創立者で代表理事の竹内明日香氏は、銀行勤務などを経て国内外の企業研修や広報サポートを手がけ、プレゼンの世界大会で顧客が国内企業として初めて金賞を受賞したこともあるという。そうしたプレゼン能力の重要性を痛感した氏の経験の蓄積が、法人設立の背景にある。
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