教育DXによる学修ポートフォリオと教員評価の実現[AD]

昨今、大学では教育の質的転換が求められ、IRや学修成果の可視化への取り組みが急速に広がっている。プラスアルファ・コンサルティングは統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」を提供し、教育データの分析・活用を通し大学の質保証を支援している。

学修ポートフォリオが実現する
教育の質の転換

川島 将史

川島 将史

株式会社プラスアルファ・コンサルティング
ヨリソルチーム グループリーダー

大学教育改革を実現するうえで重要なデータの1つが、学生の学修成果やアウトプットを蓄積した「学修ポートフォリオ」だ。学修ポートフォリオを構築することで、従来の到達度目標では測定できない個人能力の質的評価を行うことができる。また、教員の活動データである「ティーチング・ポートフォリオ」と併せて一元管理することで、教員や学校が組織としての教育の成果を評価することにも利用できる。

学修ポートフォリオは学生にとって、学内・学外の学びや活動を蓄積し、自ら振り返り主体性を伸ばすツールになる。また、教員にとっては、主体的に学べる環境を提供できたかなど、現状を振り返りPDCAサイクルを回す活動につなげられる。

しかし、大学におけるデータ活用には様々な課題もあるのが現実だ。紙や複数システムでデータを管理している場合、データの集約に膨大な手間がかかり、十分な分析が難しい。また、アンケートや試験結果をもとにした適切なフィードバックも容易ではない。学修成果を見える化しても、それをどのように現場の教育改善に活用するのかは模索している学校も多いと見られる。

さらに、教員に対する人事評価の負荷の高さや公正公平な評価の難しさ、評価結果の活用方法について、課題を感じている教育機関もある。こうした数々の課題を解決するのが、プラスアルファ・コンサルティングが提供する統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」だ。

学内のデータを見える化し、教育の質向上を支援するスクールマネジメントシステム「ヨリソル」。

教育データを一元化し、
教育現場の見える化を実現

プラスアルファ・コンサルティングは、顧客の声を「見える化」する国内トップシェアのテキストマイニングツールなどを提供する企業だ。2006年の設立以来、4000社を超える企業にサービスを提供し、顧客データ/購買データ、人事情報のようなビッグデータを、「テキストマイニング」や「データマイニング」などの技術を用いて見える化するノウハウを持つ。

統合型スクールマネジメントシステム「ヨリソル」について、ヨリソルチームのグループリーダー、川島将史氏は次のように語る。

「教育データの分析には、校内に散在するデータの一元化が必須です。『ヨリソル』は在学生のデータの管理・蓄積だけでなく、志願者・退学者・卒業生、そして教職員に関するデータも一元管理できます。教職員・学生がデータを活用しやすい工夫が施され、授業改善や学生の就職支援、人事考課のシステム化や学校運営の見直しなど、それぞれの立場で活用できる機能を幅広く備えています。データ分析にとどまらない、大学改革を推し進めるためのシステムです」

「ヨリソル」は現在、数々の大学で導入されている。奈良女子大学は教育データを一元化し、学修ポートフォリオとティーチング・ポートフォリオを同一システムにて構築。学修ポートフォリオの構築を目的に、PEPA評価(重要科目での埋め込み型パフォーマンス評価)や授業評価アンケート設定、学生の入力・集計から可視化までを「ヨリソル」で実施している。

また、奈良女子大学はティーチング・ポートフォリオの活用も進めている。授業アンケート結果をシステム内にて教員にフィードバック。教員はアンケート結果をもとに授業改善シートを提出する。授業改善シートは学生や他教員からも閲覧できるように設定され、授業改善に対するコミットを促している。

教育現場に眠る宝、
テキストデータを活用

「ヨリソル」は豊富な機能を備え、様々なデータを掛け合わせた多様な分析・活用を可能にするシステムだ。分析結果はレーダーチャートや時系列のグラフ等も用いてダッシュボードで表示されるため、現場の教育改善にもつなげやすい。

中でもテキストデータを分析するテキストマイニング機能には定評がある。学校現場では「学生アンケート」「授業評価アンケート」「面談履歴」等、様々なテキストデータが眠っている。多くの大学でBIツール等を用い、定量的なデータ分析に取り組む一方、テキストデータはアナログな分析にとどまっているのが現状だ。ヨリソルでは定量的なデータの可視化はもちろん、テキストデータも教育の質保証に活用できる。

活用シーンの1つが退学・休学者の分析だ。過去の退学者の学生アンケートの傾向から退学要因を分析し、退学ワードの検出や退学傾向のある学生の予兆を可視化できるため、全学的な退学対策の検討につなげられる。

2つ目は教員スキルの可視化だ。テキストマイニングの技術を活用し、論文や授業アンケート結果を教員に紐づければ、その教員のスキルを可視化し、効果的な研修につなげられる。

そして最後に、主体的な学びの可視化にもテキストデータを活用ができる。ある大学では、授業評価アンケートに「授業外での学習」に関する設問を入れている。授業を軸に授業評価アンケートを分析すれば、各授業ごとに学生が授業外でどのように主体的に学習をしたかが可視化できるというわけだ。

学校の人事・労務業務の
効率化にも貢献

また、プラスアルファ・コンサルティングは科学的人事を推進するタレントマネジメントシステム「タレントパレット」を提供しており、2000社以上に導入され、数多くの大学で活用されている。「タレントパレット」によって人事評価運用の工数を削減できるとともに、MBO(目標管理制度)や360度評価、コンピテンシー評価など多彩な評価制度に対応し、公正公平な評価をサポートしている。

これからの時代、教育の効率化・高度化のためにデータの活用は欠かせない。プラスアルファ・コンサルティングは「ヨリソル」や「タレントパレット」によって、大学教育改革に対応した教学マネジメントの実現を後押ししている。

ヨリソルはEDIX大阪に参加いたします。
当日は実機にて教育ダッシュボードを操作していただくことが可能です。
イベント名:EDIX大阪 第6回
日時:2023年6月14日~16日
会場:インテックス大阪6号館 
ICT機器ゾーン
URL:https://www.edix-expo.jp/osaka/ja-jp.html
※事前に上記URLより来場者登録が必用です。

【お問い合わせ】

株式会社プラスアルファ・コンサルティング
mail:tp_info@pa-consul.co.jp
URL:https://www.talent-palette.com

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