小中一貫のオルタナティブスクールを 日本一の義務教育学校へ

「NIJINアカデミー」では、バーチャル校舎を通じて、有名教師によるオンライン授業や探究型学習を提供している。NIJIN代表取締役の星野達郎氏は、「学校以外の新たな学び場を作ることで、学校教育法の改正を目指しています」と力を込める。

オンライン・オフラインで学べる
小中一貫オルタナティブスクール

星野 達郎

星野 達郎

株式会社NIJIN 代表取締役
千葉大学教育学部卒。ツアー添乗員、JICA海外協力隊(グアテマラ)を経て、青森県八戸市で小学校教員として6年勤務し、主に高学年の担任・体育主任・ICT主任を担当。2022年に教員を退職し、同年株式会社NIJINを創業。日本中の子ども、教師、学校をHAPPYにするため、「授業てらす」や「NIJINアカデミー」をはじめとした教育事業を経営している。

教育ベンチャーのNIJINが運営する「NIJINアカデミー」は、約240名の不登校経験者が集う小中一貫のオルタナティブスクールだ。「テクノロジー×教師力で義務教育の概念を変える学校」をコンセプトに、学校に行かなくても学力と社会性が豊かに育つ新しい学びの場として、2023年9月に開校した。当初はメタバース上の「バーチャル校舎」でのみ学習支援を行っていたが、「対面でも学んでみたい」という要望に応え、現在は従来の学校とは異なるカリキュラムや教育メソッドを基盤とした「リアル教室」を全国に拡大している。

(※全文:3505文字 画像:あり)

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