鎌倉スクールコラボファンドで、より豊かで魅力的な学びを

急速な社会変化に伴い学校現場に多様な要望が寄せられる中で、学校現場のリソース不足が壁となっている自治体も多い。鎌倉市は民間への委託や外部講師の財源に「ふるさと納税」を活用する「スクールコラボファンド」の仕組を構築。仕掛け人である岩岡寛人教育長に話を聞いた。

「ふるさと納税」を活用して
多彩なコラボレーションを実現

岩岡 寛人

岩岡 寛人

鎌倉市教育委員会 教育長
兵庫県芦屋市生まれ。東京大学教育学部卒業後、文部科学省に入省。入省後、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の公共政策大学院で教育経済学を学ぶ。文部科学省大臣官房総務課行政改革推進室室長補佐、初等中等教育局幼児教育課専門官などを経て、2020年8月に鎌倉市教育長に就任。

神奈川県鎌倉市は、鶴岡八幡宮、鎌倉大仏、由比ガ浜など、歴史的遺産と豊かな自然環境に恵まれたまち。飲食店や小売業を中心とした商業が盛んな観光地としての側面のほか、2018年には国から「SDGs未来都市」に選定されている。

(※全文:3521文字 画像:あり)

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