生成AIを活用し、効率化と創造性のW効果で授業も校務もアップデート

2023年7月、文科省から生成AIの学校利用に関するガイドラインが公表された。教育現場で徐々に活用が広がるなか、2月9日『教師の仕事がAIで変わる! さる先生のChatGPTの教科書』を上梓する、「さる先生」こと坂本良晶氏に、ChatGPTの活用について聞いた。

生成AIの魅力は
表現(創造力)の拡張性

坂本 良晶

坂本 良晶

京都府八幡市立有都小学校 教諭
1983年生まれ。Teacher Canvassador(Canva認定教育アンバサダー)。マイクロソフト認定教育イノベーター。EDUBASE CREW。学校DX戦略アドバイザー(文科省)。大学卒業後、大手飲食店チェーンに勤務し、兼任店長として全国1位の売上を記録。教員を目指し退職後、通信大学で教員免許を取得。翌年教員採用試験に合格。2017年、「教育の生産性改革」に関する発信をTwitter(現:X)でスタート、フォロワー数は4万6000を超える。二児の父。主な著書に『さる先生の「全部やろうはバカやろう」』『授業・校務が超速に! さる先生のCanvaの教科書』(以上、学陽書房)など。

── ChatGPTが登場したときの印象をお聞かせください。

坂本 Open AIがChatGPTを公開したニュースを聞いて、すぐに使い始めました。色々と試すうちに、これは大きなゲームチェンジを起こすツールになるなと。よく言われる表現ですが「産業革命に準ずるもの」、もしくはそれ以上のものが誕生したのだと興奮を覚えた記憶があります。

(※全文:2214文字 画像:あり)

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