地域の学びを支える「社会教育士」 活躍促進への課題と展望

中央教育審議会の生涯学習分科会社会教育人材部会は、「社会教育人材の養成及び活躍促進の在り方について(最終まとめ)」を公表している。最終まとめでは、地域の学びを支える人材の養成と活躍促進に向けて、求められる取組や今後の施策の方向性が示されている。

様々な専門性を活かし、
地域を豊かにする社会教育士

地域のつながりの希薄化や子育てや介護が生む孤立など、地域には様々な課題が山積する。そうした課題を解決するには、一人ひとりが当事者意識を持ち、より多くの人と協働し工夫しながら地域活動や市民活動に取り組む必要がある。しかし、そうした活動の参画にハードルを感じる人は多い。そうした中で、ニーズが高まっているのが社会教育士だ。

社会教育士は、地域への参画にハードルを感じている人たちが自分たちの地域を面白くしたい、多様な人とつながりながら活動してみたいという前向きな気持ちになれるように、専門性や社会教育の知見を活かした「学び」の機会をつくり、豊かな地域づくりへとつないでいく。

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