オンラインで全国の学生が学べる慶應大発「データサイエンス講座」

慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンターは、昨年、文理問わず全国2,000名超の学生が応募した無料の「データサイエンス講座」を、今秋も開催する。文系学生がデータサイエンティスト枠で選考に進んだり、業界トップ企業から内定を受けるなど、着実に成果を出している。

様々な業種業界で需要が高まる
データサイエンティスト

中妻 照雄

中妻 照雄

慶應義塾大学 経済学部教授、FinTEKセンター長
筑波大学大学院社会工学研究科で修士号を取得後、米国・ラトガーズ大学でPh.D.(経済学)を取得。一橋大学経済研究所専任講師、慶應義塾大学経済学部専任講師、准教授を経て、2010年より同大学経済学部教授。2017年よりFinTEKセンター長、2019年より同大学大学院経済学研究科委員長に就任。専門は計量経済学、ベイズ統計学など。近書に『Pythonによる計量経済学入門』(朝倉書店)、『フィンテックの経済学』(慶應義塾大学出版会)。

慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンターは、2017年に設立されたフィンテックに関する学際的な研究・教育を行う専門機関だ。同センターは、2021年度に続き、慶應義塾大学の学生以外も無料で学べるオンラインの「データサイエンス講座」を今年度も3.5カ月間(2022年10月~翌年1月)で、開催している。昨年度は国内外約250の大学から文理問わず2,000名を超える学生から応募があり、1,400名以上が受講した。

(※全文:2203文字 画像:あり)

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