主体的な学びを育むICT活用 DXによる可視化が起爆剤に
GIGAスクール構想を機にICT環境を整備した自治体の中では、先進的な授業や校務DXが進む学校が生まれているという。その好事例の共有のため、文部科学省が展開する推進事業「リーディングDXスクール」で、町内全ての小中学校が指定校に採択されたのが静岡県吉田町だ。
GIGAスクール構想を機に
町内小中学校のDXを推進
![平井 奉子](https://cdn.sentankyo.jp/uploads/2024/05/24/UYA3HeBvTjK2WmMFcTrhzuWHa7kKl4EXJuXOkFoJ.jpg)
平井 奉子
文部科学省 初等中等教育局 GIGAStuDX推進チーム
文部科学省のGIGAスクール構想により、2021年度から公立小中学校で1人1台端末と高速ネットワーク環境が本格的に整備された。学校現場で端末を活用した学びが進む中、文科省ではGIGA端末の標準仕様に含まれている汎用的なソフトウェアとクラウド環境を活用し、児童生徒の情報活用能力の育成を図りつつ、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実や校務DXを行い、全国に好事例を展開するための事業「リーディングDXスクール」を実施。
その中で町内全ての小中学校がリーディングDXスクールの指定校に選ばれ、…
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