社会のグランドデザインに必要な実践知の体系化

教育研究活動の広がりをふまえ、4月1日より名称を変更した社会構想大学院大学。変革期にある社会の中で構想を描き実現するとはどういうことか、またリカレント教育の場において目指すべきこととは何か、これまでの取り組みを振り返りながら考察する。(編集部)

情報・コミュニケーションの
適切な社会流通を目指し開学

2017年4月に開学した社会情報大学院大学。校名に冠された「社会情報」は、組織の最高情報責任者(CIO)や最高コミュニケーション責任者(CCO)に求められる素養である、「社会における情報やコミュニケーションの流通を適切にコントロールする能力」の重要性を掲げるために付されたものであり、“広報のスペシャリスト”を養成する国内初の専門職大学院として、これまでに105名の広報・情報学修士(専門職)を世に送り出してきた。

(※全文:2095文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。