教材やファイルをクラウドで共有、コラボレーションを促進[AD]
GIGA スクール構想により、教育現場で PC 等の端末やネットワークが整いつつある今、次なるステップとして重要になるのが、オンラインを活用したコミュニケーションだ。Box はコミュニケーション、その中でも相互理解とコラボレーションを促進するツールであり、教育のオンライン化を後押しする。
世界で10万社が利用、公共分野での導入も進む
三原 茂
Box は2005年に設立された米カリフォルニア州に本社を置くグローバル企業であり、コンテンツの活用と保護をクラウド上で簡単に行えるシステムを提供し、世界で10万社の企業、1万以上の公共機関に導入され、日本でも8000社以上に利用されている。
Box Japan 執行役員マーケティング部部長の三原茂氏は、「Box は単なるクラウドストレージではなく、コミュニケーションを支えるコンテンツ基盤です。業界最高峰のセキュリティを担保し、容量は無制限でありつつ、きめ細かなアクセス権とシンプルな UI でファイル共有・コラボレーションを可能にします。1つのプラットフォームでコンテンツ管理のあらゆる場面に対応できる唯一のベンダーです」と語る。
現在、日本の教育機関でも Box の導入が進んでおり、文科省が推進している「GIGA スクール構想」においても Box は効果を発揮する。GIGA スクール構想では児童・生徒向けに1人1台の学習用端末が配備され、高速大容量の通信ネットワークが整備される。今後、そのハードウェアやネットワークの上で ICT をどのように活用していくのかが重要になると、三原氏は指摘する。
「GIGA スクール構想により端末やネットワークが揃い、クラウドにつなげるベースができました。私たちは、GIGA スクール構想の次のポイントは『コミュニケーション』の最適化だと考えています」
コンテンツの集約が、教育のオンライン化を支える
三原氏が語る「コミュニケーション」とは、次のような意味だ。
「コロナ禍で Zoom や Google Meet、Microsoft Teams などのビデオ会議ツールの利用が急増しました。しかし、コミュニケーションとは単なる会話ではなく相互理解やコラボレーションであり、そのためにはコンテンツ(教材やファイル)の活用・共有が不可欠です。Box は柔軟なコンテンツ管理や多様なシステム連携が可能であり、本当の意味でのコミュニケーションを実現します」
会話やテキストなどのフロー情報とコンテンツなどのストック情報の両方があることで、豊富な情報伝達が可能になり相互理解を深められる。実際、Microsoft 365や Google Workspace を利用している教育機関や企業が Box を導入するケースも増えているという。
「既存のコミュニケーションツールやオンラインストレージは、他のシステムとの連携に課題があり、相手や状況に応じて各種ツールを使い分ける必要があります。一方、Box は教育コンテンツでもおなじみの Office 文書や PDF、画像、動画など様々なファイルを一箇所で管理することができ、アクセスや共有もしやすく、強固なセキュリティを実現します」
コロナ禍により急遽オンライン教育に対応した教育現場では、個々の教員があちこちに教材や映像授業ファイルを置き、それをメールで通知するといった運用も行われていた。しかし、それでは管理が複雑になり、負荷も高くなる。Box を導入すれば、いつでも、どこでも、必要な時に必要な人とコンテンツを共有・閲覧・編集ができるため、より自由度の高い運用が可能になり、教員同士で創意工夫を発揮しやすくなる。
また、クラウド上に保管したコンテンツは学校を超えて共有できるため、学校間のコラボレーションも容易だ。
さらに、学校ごとにファイルサーバーを管理する必要がなくなるため、教員の負荷やコストの削減につながる。Box によるコンテンツの集約が、教育のオンライン化を支えるのだ。
「教育のオンライン化は、児童・生徒とともに教員のためにも大切です。学びの機会が途絶えるのを防ぐとともに、教員の柔軟な働き方やワークライフバランス、創意工夫の場を支援するためにも、教育のオンライン化を進める必要があります。民間企業から学べることも多くあると思います」
教育機関が Box を導入、オンライン化・効率化を実現
既に Box の導入で成果をあげている教育機関もある。京都教育大学付属桃山小学校では、教職員が使っていたファイルサーバーを廃止し、Box を導入。教員同士や学校と保護者間での連携・情報共有をスムーズにする手段として Box が使われている。
昨年春、政府による一斉休校は、木曜に発表されて月曜から休校という突発的なスケジュールとなった。そうした急な事態であっても、同小学校では、Box のドキュメント作成・共有機能とオンラインノート機能の「Box Notes」を活用し、緊急時のコミュニケーションを効率的に行えた。具体的には、緊急オンライン職員会議を Box Notes で開催し、情報共有と理解の浸透を短時間で行うことができたのである。
もともと京都教育大学付属桃山小学校は2019年からペーパーレス化を実施しており、電子ファイルの活用を進めていた。保護者との連絡も紙のプリントではなく、クラウドの Box 上に電子ファイルを置いて行っている。 Box の UI はシンプルで使いやすく、各家庭とのコミュニケーションも円滑に進められるという。
また、創価大学ではオンライン授業のために Box を活用している。各教員が作成したオンライン授業の動画を Box で保管・配信し、学生はブラウザさえあれば自宅からでも視聴できる。アクセスログにより、教員が視聴状況を把握することも可能だ。
授業の動画は1900本以上も作成されており、その容量は1900GB 以上にのぼる。創価大学はファイルサーバーを使わず、保存容量無制限の Box をストリーミングサーバー代わりにして、教育のオンライン化に迅速に対応することができた。
Box は教育機関に数々のメリットをもたらすが、三原氏はこれから求められるのは「ICT を最大限に活用し、教育のデジタル空間を準備すること」と語る。
「教育機関は物理とオンラインとのハイブリッド化を進め、コミュニケーションの最適化を図り、コンテンツを中心に据えた『教育のデジタル空間』を整備しなければなりません。Box はその実現を後押しし、児童・生徒の学びの機会を守り、教員の柔軟な働き方を支え、教育の質の向上に貢献していきます」
【お問い合わせ】
株式会社 Box Japan
東京都千代田区丸の内1-8-2
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総合サイト:https://www.boxsquare.jp/
導入に関するお問い合わせ:
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