神山まるごと高専 地域と一体化し「起業するデザインエンジニア」を育成
都市圏から多くの企業のサテライトオフィスを誘致し、「地方創生のパイオニア」として注目を集める徳島県神山町。この町に2023年、「神山まるごと高専」が新たに開校する。同校設立の経緯について、設立プロジェクトの発起人の一人である Sansan 代表の寺田氏に話を聞いた。
2023年開校予定の、次世代型高等専門学校
寺田親弘
都市圏から多くの企業のサテライトオフィスを誘致し、「地方創生のパイオニア」として近年注目を集める徳島県神山町。ここに2023年4月、新たに「神山まるごと高等専門学校」(神山まるごと高専)が開校を予定している。
同校は工業技術習得だけではなく、それを活用して社会に変化を生み出す力、起業家精神を持った人材を育てるための「次世代型高等専門学校」だ。どのような場・環境においても社会課題を見つけ、課題解決に向けて活動することができる、未来の「起業するデザインエンジニア」の育成を目指している。
「『高専を設立しよう』と考えたのは、前職時代に米国の…
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