課題発見力やアウトプット能力、企業で活躍する博士人材の強みとは?

大学院生等の採用・キャリア支援事業を行うアカリクは、文科省の「ジョブ型研究インターンシップ」推進協議会の事務局を務めるなど、多様な形で博士人材の就職・キャリアをサポートしている。企業における採用動向や博士人材の強みについて、代表取締役社長の山田諒氏に聞いた。

コンサルや外資、ベンチャーで
増える博士人材の採用

山田 諒

山田 諒

株式会社アカリク 代表取締役社長
1988年生まれ。神奈川県相模原市出身。社員研修や人材育成、転職・就職支援等、HR経歴10年以上。前職ではITエンジニアに特化した人材紹介事業を立ち上げ、100名規模に成長。自身は事業部長として新卒・転職エージェントとヘッドハンティング領域を管轄。2021年4月より株式会社アカリク代表取締役社長に就任。

2006年に創業したアカリクは、「知恵の流通の最適化」というコーポレートミッションの下、企業からスカウトが届く就活サイト「アカリク」をはじめ、大学院生や研究者、大学院出身者に特化した採用・キャリア支援事業を展開している。

企業の博士人材の採用動向について、アカリク代表取締役社長の山田諒氏はコンサルティングファームによる採用が増加していると話す。

「コア能力の一つである調査能力が高く評価されています。率先して業界周辺のリサーチをしたり、キャッチアップも速いという声も聞きます。また、課題設定をして、どうアプローチして考察するかが求められる点は、…

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