全力で失敗を経験させる実戦から持続可能な社会の作り手をめざす
大阪府立淀商業高等学校は2015年に学校設置科目「アントレプレナーチャレンジ」を設置、学校の学びを試せる大規模販売実習「淀翔モール」を展開。「“実践”ではなく“実戦”の場」と話す秋月麻衣教諭に、オリジナルカリキュラムの内容や取り組み、生徒の変化などを聞いた。
アントレプレナーチャレンジで
学校の学びを実戦の場に

秋月 麻衣
大阪府立淀商業高等学校 首席教諭
大阪府立淀商業高等学校赴任後、2015年に学校設定科目「アントレプレナーチャレンジ」を設置。大規模販売実習「淀翔モール」長として地域創生アントレプレナー教育を商業科目に取り入れ推進する。2017年、文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞した。2022年、三菱みらい育成財団の助成を受け、全国初のメタバース淀翔モールを構築。全国の商業高校をつなげるプラットフォームをめざしている。
大阪府移管に伴い、2022年4月に「大阪市立淀商業高等学校」から名称を変更して誕生した「大阪府立淀商業高等学校」。淀商の愛称を持つ同校には商業科・福祉ボランティア科があり、商業科は3年生になると会計コース・情報コース・流通コースに分かれ、より専門的に学んでいく。
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