学会初となる研究大会を開催、実務家・研究者の反省をテーマに議論
実務教育・実務家教員に係る研究の推進、研究成果の普及、会員相互の連携・交流の促進を目的として今年3 月に設立した日本実務教育学会は、11月7日に、同学会初となる第1回日本実務教育学会研究大会をオンライン開催した。同大会でのシンポジウムの模様を紹介する。
初となる研究大会で自由研究発表
やシンポジウムを開催
川山 竜二 社会情報大学院大学
実務教育研究科長
日本実務教育学会は、実務教育・実務家教員に係る研究の推進、研究成果の普及、および会員相互の連携・交流の促進を目的として、2021年3月に設立した。専門職大学などで実務家教員の登用が進む中、同学会では実践知と学知の融合にもとづく、実践の理論の体系化・共有・蓄積を図るほか、教育・人材育成のありかたを探求している。
021年11月7日には、同学会初となる第1回日本実務教育学会研究大会をオンライン開催(開催校:社会情報大学院大学)。第1回大会では自由研究発表やシンポジウム、オンライン懇親会などが行われた。シンポジウムでは社会情報大学院大学実務教育研究科長の川山竜二氏がモデレーターを務め、「『実務家の反省、研究者の反省』―いま、高等教育機関に求められる教育研究の担い手像を探る―」をテーマに、名古屋産業大学現代ビジネス学部准教授の今永典秀氏、大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部准教授の佐藤浩章氏の発表と3者によるディスカッションが行われた。
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