文科省 デジタル社会の変化に対応し、大学等における人材育成を推進
文部科学省では、大学等における数理・データサイエンス・AI教育の推進や、成長分野をけん引する大学・高専の機能強化など、数々の取組を行っている。今回の大学DXフォーラムでは、大学等のデジタル人材育成を後押しする文部科学省の取組が紹介された。
日本のデジタル競争力が低下、
IT人材の不足が大きな課題

梅原 弘史
文部科学省 高等教育局専門教育課長
今年4月に開催した大学DXフォーラム「2024年度大学経営最前線」(主催:学校法人先端教育機構 月刊先端教育)では、文部科学省 高等教育局専門教育課長の梅原弘史氏が基調講演に登壇した。
講演のテーマは「高等教育段階におけるデジタル人材育成について」。梅原氏は講演の冒頭、デジタル社会の現状と課題について語った。スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表している「世界デジタル競争力ランキング2023」によると、日本のデジタル競争力は64ヵ国中32位と低下。特に「デジタル・技術スキル(62位)」「ビッグデータとアナリティクスの活用(64位)」が低迷している。
(※全文:2007文字 画像:あり)
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