広島大学のDX実践 端末環境整備・セキュリティ対応をいかに進めるか?

大学DXにおいて、教育システムとともに重要な位置を占める事務情報のDX。広島大学ではDXが叫ばれる以前から着実にデジタル化を進め、端末環境の整備やクラウド移行を完了した。移行までの経緯やセキュリティ対策などを、デジタル担当の相原氏が解説した。

10年後の情報環境を見据え
「DX推進基本計画」を策定

相原 玲二

相原 玲二

広島大学 学長特命補佐(デジタル担当)

広島大学では、教育・研究環境等の激しい変化をふまえ、令和3年1月に『広島大学DX推進基本計画』(以下、基本計画)を策定した。基本計画策定の背景には3つの転換点がある。

1つ目は、昭和40年代に電子計算機システムが導入され、科学技術計算や学術情報の検索などに利用されてきたこと。2つ目は、平成6年にキャンパス情報ネットワークが本格的に導入され、学内に散在していた電子計算機システムが相互に接続された他、電子メールなどのコミュニケーションツールが利用できるようになったこと。3つ目は、平成26年から財務会計や人事給与等の重要な情報システムを、パブリッククラウド上に移行したことだ。

(※全文:1968文字 画像:あり)

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