「ギフテッド教育」の浸透へ 米国の公立学校での実践に学ぶ

特異な才能を持つ「ギフテッド」と呼ばれる子どもたちがいる。しかし日本では、ギフテッドの子への適切な支援は遅れているのが現状だ。今年7月、米国の公立学校でギフテッド教育を普及させた実践者を招き、日本の教育関係者にも示唆に富むイベントが開催された。

多様な子どもたちの
学ぶ権利を守る教育を

大石 貴子

大石 貴子

日米ギフテッド協会 代表
鹿児島県生まれ。米カリフォルニア州オレンジ郡在住。米ニューヨーク市立大学(CUNY)ハンター校 芸術修士課程修了。2020年からシャロン・マエダ氏に師事し、ギフテッド教育を学ぶ。2022年から日本に向けてギフテッド教育についての講座を開始。2023年は、日本人のギフテッド児の保護者のためのサロン運営を開始。

今年7月、日米ギフテッド教育協会代表の大石貴子氏、米国でギフテッド教育の普及に努めてきたシャロン・マエダ氏を招いて、「アメリカの公立学校でギフテッド教育をどう普及させたのか?」をテーマにしたトークイベント(主催:一般社団法人こども発達支援研究会)が開催された。

(※全文:2166文字 画像:あり)

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