人材育成のミスマッチ解消に向けて未来創造力や課題発見力を育む

豊橋技術科学大学ではアントレプレナーシップ教育を推進している。アントレプレナーシップ教育で大切なのは「産業界と教育界の人材育成のミスマッチを埋めていくこと」と話す、同大学スタートアップ推進室室長で特定准教授の土谷徹氏に話を伺った。

新しい事業・価値を創出する
社会人基礎力と思考力を育成

土谷 徹

土谷 徹

豊橋技術科学大学 スタートアップ推進室室長/特定准教授
博士(工学)。豊橋技術科学大学大学院修了後、富士フイルム株式会社研究員、愛知教育大学科学ものづくり教育推進センター研究員などを経て2012年より豊橋技術科学大学に着任、2018年より現職。主な研究分野はアントレプレナーシップ教育、主な専門分野はバイオセンシング、DNA Chip、マイクロ流体チップ、マイクロTAS、遺伝子診断など。

アントレプレナーシップ教育(以下「アントレ教育」)は、起業家の育成を目的とする教育だと思われている。一方、豊橋技術科学大学スタートアップ推進室の土谷徹氏は「産業界と教育界の人材育成のミスマッチを埋め、新しい価値を創出するための教育」だと位置づけている。

(※全文:2144文字 画像:あり)

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