地域DXを担う次世代人材を育成し、全国の異能が繋がるネットワークを

p class="article_lead">2024年8月、長岡高専とイードア、長岡市が共同で実施するプログラム「地域DXエバンジェリスト創出プログラム~高専生がデザインする地域未来~」が始動した。地域産業のDXイノベーションを牽引する人材育成を目指す。その特徴などを長岡高専教授の村上祐貴氏に聞いた。

アイデアの社会実装へ向け
リアルな0→1フェーズを経験

村上 祐貴

村上 祐貴

長岡工業高等専門学校 教授・校長補佐(研究推進担当)・地域創生教育研究推進室長
デザイン思考をベースに、地域を学び舎とした人材育成に取り組む。60社を超える企業と連携し、地域を学び舎として、地域の課題解決に取り組むJSCOOP(ジェイスクープ)を主導。2019年から地域企業と連携し、全国高専生がアフリカの社会課題解決に取り組む、JICA×高専オープンイノベーションチャレンジのプロジェクトリーダを務めた(2023年第5回日本オープンイノベーション大賞、内閣総理大臣賞受賞)。

起業家を輩出する機関として国や社会からも期待が寄せられる高専。2022年度は、アントレプレナーシップ教育の充実を目的に文部科学省から60億円の補正予算が組まれ、各高専に約1億円が配分された。

長岡工業高等専門学校(長岡高専)は、従来のアントレプレナーシップ教育からさらに踏み込んだ教育プログラムとして、「地域DXエバンジェリスト創出プログラム」(通称Ent-X:アントエックス)を開始した。

(※全文:2176文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。