生成AIを活用したサービスと教育機関の活用事例とは?

ChatGPTをはじめとした大規模言語モデルを活用した生成AIへの注目が高まる中、既に、プログラミング教育や英語教育などの分野で、生成AIを活用したサービスが登場している。また、教育機関でも、生成AIを活用した取組みが進んでいる。その最新事例を紹介する。

みんなのコード/プログル情報にAIアシスト機能等を追加

特定非営利活動法人みんなのコード(東京都港区、代表理事:利根川裕太氏)は、高校情報Ⅰの授業で利用できる無償のプログラミング教材「プログル情報」に、新たに「Pythonサンドボックス」と「AIアシスト」の2つの新機能を追加し、ベータ版の提供を開始した。プログル情報は、ドリル型の学習教材。全部で3つのレッスンと、学習内容に合わせた複数のパートで構成され、各パートがそれぞれ1コマの授業で扱いやすい分量にまとまっている。

新機能の「Pythonサンドボックス」は、上記のレッスン形式とは別に、生徒が自由にPythonのプログラミングができる。これにより、生徒が各自のペースで独自にプログラミングの学習をしたり、教師が出題した練習問題に取り組むことができる。この「Pythonサンドボックス」に、…

(※全文:1895文字 画像:あり)

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