国内最大級のニュータウン「泉パークタウン」 まちぐるみで進める地域の学び

仙台市の『泉パークタウン』では、地域住民の生涯学習を促進する多彩な取り組みが行われている。住民が自ら手を挙げ、得意なテーマで講座を開く『タピオ館立オープン大学』は、仕事をリタイアした人たちによる知の継承の場となっている。

1974年のまちびらき以降、
地域住民とともにまちづくり

永田 直利

永田 直利 泉パークタウンサービス 取締役社長

宮城県仙台市泉区の丘陵地帯にある『泉パークタウン』は、1974年に民間最大規模の開発事例としてまちびらきされたニュータウン。まちびらき翌年には、タウンマネジメントを行う企業・泉パークタウンサービスも設立された。

三菱地所グループの泉パークタウンサービスは、不動産、リフォーム、植栽管理の3つを事業領域の柱としており、不動産では売買仲介や賃貸管理のほか、近年は古民家の買い取りやリノベーション、再販にも注力している。また、公共の公園や『キューアンドエースタジアムみやぎ(宮城スタジアム)』などの施設管理も担っている。さらに、まちづくりでは商業施設の展開・管理のほか、社内の部署『まちリレーション』が、住民との交流やコミュニティ形成の支援を担う。

(※全文:2089文字 画像:あり)

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