「みんなが主役の学校」へ 玖珠町立学びの多様化学校の挑戦
2024年4月に開校した玖珠町立学びの多様化学校は、不登校の子どもたちに合わせて、柔軟なカリキュラムを組む公立小中一貫校だ。現在22人が在籍し、登校率は80%を超える。開校から半年が経過した今、子どもたちの様子について、設立に関わった3人のキーマンに話を聞いた。
公立小中一貫校として九州初の
「学びの多様化学校」を開校
梶原 敏明
小原 猛
上田 椋也
2024年4月、人口約1万4千人の大分県玖珠町(くすまち)に新たな「学びの多様化学校」が開校した。公立義務教育学校(小中一貫校)としては九州初となる。校舎は廃校になった旧片草小学校内にあり、同校舎に町の教育相談センター「わかくさの広場」と併設されている。町外からの入学も受け入れており、現在は小学部5人、中学部17人の計22人が在籍。登校率は80%を超え、皆勤の子どももいる。
(※全文:3786文字 画像:あり)
全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。
※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。