学部独自の留学プログラムでグローバルな視座を育む

1889年の創立以来、世界平和に寄与する行動力あるグローバル人材育成に取り組む関西学院大学。2018年度は、海外の大学との協定による留学生派遣数が1,833人と国内トップになった。なかでも総合政策学部では独自の留学プログラムを展開している。

関西学院大学総合政策学部の
独自留学プログラムとは?

山田 孝子

山田 孝子

関西学院大学 総合政策学部 メディア情報学科 教授

宮崎 留衣

宮崎 留衣

関西学院大学 神戸三田キャンパス事務室 教務・学生課

2014年度、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」において、関西学院大学は、日本社会のグローバル化を牽引する拠点大学「タイプB(グローバル化牽引型)」に採択され、世界53ヵ国・地域の271校・4国際機関と協定を締結。全学的に留学支援する国際教育・協力センターを設置し、留学プログラムの充実に注力してきた。その結果2018年度は、海外の大学との協定による留学生派遣数が1,833人と国内トップになっている。

なかでも総合政策学部は1995年の学部開設以来、一貫して留学を通した語学教育やフィールドワークに積極的に取り組んできたと同学部教授の山田孝子氏は話す。

「1/3が外国人教員で編成されているということもあり、先生方のネットワークを駆使し、2014年から留学志向の高い学生に向けた独自プログラムを展開しています。短期間の留学ですが、現地でしっかりフィールドワークがあり、…

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