ChatGPTを活用して子ども達のメタ認知を育む

スクールエージェント代表取締役の田中善将氏は、教育ICT研究授業サービスを手掛ける傍ら、関東第一高等学校の情報科教員としてChatGPTを活用した授業を展開している。教員のChatGPT活用支援も始めた田中氏に、現場での実践やChatGPTが与える教育効果などを聞いた。

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「生成AIガイドライン」を公表

田中 善将

田中 善将

スクールエージェント株式会社 代表取締役
  兵庫県神戸市出身。東京学芸大学卒業後、中高一貫校の数学科教員を経て、バングラデシュで貧困層向けの学校を設立し、現行教育の限界を痛感し帰国。その後、中学校の担任を経て、ICTを現場に浸透させる必要性を痛感し、2018年5月同社を創設。教育ICT改革の支援を公私立校に展開しながら、教育リソースの開放を目指す。現在、社長業の傍ら、2020年5月よりハイレベル数学のオンライン塾を運営し、2022年4月より関東第一高等学校の情報科教員としても在籍している。文部科学省「学校DX戦略アドバイザー」(対応可能分野:生成AIなど)。

人間と変わらない自然な受け答えで、世界中から注目を集めているChatGPT。幅広い分野の質問に詳細な回答を生成できることから、文章作成、翻訳、プログラミング、情報収集・分析など、ビジネスシーンでは多様な活用が始まっている。

(※全文:4135文字 画像:あり)

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