中小企業におけるダイバーシティの実践 難⺠の雇⽤を通じ平和に貢献
2018年にジャパンSDGsアワード「SDGsパートナーシップ賞(特別賞)」を受賞、先進的な経営姿勢で知られる大川印刷。2019年から2021年にかけアフガニスタンからの難民を社員として受け入れた。難民の雇用を通じて同社が得た、誰一人取り残さない組織構築の知見を聞く。
社会課題解決事業の中で
難民採用を知る

大川 哲郎
株式会社大川印刷 代表取締役社長 CEO
現代表取締役社長の大川哲郎氏は、高校生のときに父親であり4代目社長である英郎氏の後を継ぐ決意をした。大学入学直後に英郎氏が急死。母親の幸枝氏が5代目に就任した。そのため6代目の哲郎氏は先代から経営者としての教育を受けることはほとんどなかったという。
「自分の感性と感覚で経営を自己学習していきました。その中で社会課題解決を実践している方々と出会い、『明日、会社がなくなったら、本当にあなたの顧客は困るか?』が企業の究極の存在意義だと学びました。そして、地域課題解決、社会課題解決を本業そのもので実践する社会的企業の考えに至りました」
(※全文:2212文字 画像:あり)
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