ChatGPTを活用したプログラミング教育の可能性

生成AIの技術革新やサービス開発が飛躍的に進展するなか、教育現場での活用を巡る様々な議論が持ちあがっている。日本女子大学でChatGPTを活用したプログラミング教育を実践する倉光君郎教授に、教育における生成AIの活用や可能性について話を聞いた。

対話型生成AIで
学生のプログラミングを支援

倉光 君郎

倉光 君郎

日本女子大学 理学部 数物情報科学科 教授
博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻。東大大学院情報学環助手、米ジョージア工科大学 客員研究員、横浜国立大学工学部電子情報工学科准教授を経て、2018年から現職。経済産業省IPA未踏ソフトウェア創造事業、JST/CREST 高信頼OSプロジェクト(DEOS)などの研究代表を務める。近年は、大規模言語モデルを活用したソフトウェア開発に興味を持つ。

OpenAIのChatGPTなど、対話型の生成AIが相次いで登場し、社会に急速に普及しつつある。教育現場でも、様々な活用が期待される一方で、AIの回答を鵜呑みにすることによる思考力や創造性への低下、個人情報や著作権侵害に関するリスク等、懸念の声も上がっており、大学等でも、学修面の取扱いに関する指針や考え方等の策定も進められている。

(※全文:2220文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。