成長分野で働く人を増やすための教育プログラムの構築に向けて

脱炭素やDXなど、世界規模で経済・社会のシステムが変わりつつある今、さまざまな産業を支える人材を新たな時代にフィットさせることが喫緊の課題となっている。文部科学省では令和3年度の補正予算で成長分野を担う人材育成を進める施策を行っている。

これからの成長分野・
グリーン&デジタル

気候変動や脱炭素、SDGsが経済社会の優先事項と位置づけられ、また2000年代始めから普及しだしたインターネットの浸透・コロナ禍によるデジタル化の著しい進展に代表されるように、社会課題として取り組まなければならず、かつそれが経済のドライバーともなっている「グリーン&デジタル」。

欧米諸国のみならず、中国等の新興国においてもこの領域の取り組みは勢いをもって進んでおり、この流れが停滞したり逆戻りすることはないように思える。

日本政府においても、「新しい資本主義に向けた重点分野」としてグリーントランスフォーメーション(GX)とデジタルトランスフォーメーション(DX)への投資が掲げられており、…

(※全文:1622文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。