NEXT GIGA に向けて、教育データの一元化で学校を支援[AD]

プラスアルファ・コンサルティングが提供する「ヨリソル」は、校内に散在する教育データを一元化し、教育ダッシュボードの構築、学校現場の見える化・分析を可能にするソリューションだ。生徒・児童のデータだけでなく教員データの活用も促進し、NEXT GIGAに対応した教育DXを実現する。

データ活用の推進に向けて
ダッシュボードの構築が重要に

川島 将史

川島 将史

株式会社プラスアルファ・コンサルティング 教育DX・マーケティンググループマネージャー

プラスアルファ・コンサルティングは、顧客の声や人事情報等のビッグデータを「見える化」し、国内トップシェアを誇る「テキストマイニング」や「データマイニング」などの技術を核としたクラウドソリューション事業を展開する企業だ。同社のクラウドソリューションは4000社以上に採用され、様々な業種・業界のデータ活用を支援し、近年は教育分野にも力を入れている。

プラスアルファ・コンサルティングのマネージャー、川島将史氏はNEXT GIGAに向けた教育DXのトレンドについて、次のように語る。

「NEXT GIGAとは、文部科学省のGIGAスクール構想におけるICT環境の更新を意味します。ただし、更新だけがメインではありません。今後、教育DXは業務の効率化から高度化へとフェーズが変わっていきます。NEXT GIGAでは校務支援システムのクラウド化などのほか、教育データを活用して学校現場が抱える課題を解決し、PDCAサイクルを回すことが重要になります」

しかし、学校現場で教育データの活用を進めるのは簡単ではない。そこで有効なのが教育ダッシュボードの構築だ。ダッシュボードとは、クラウド上やサーバ上に存在する様々なデータを自動で収集・分析・加工し、集計表やグラフなどの形で視覚的に分かりやすく一覧化するシステムだ。すでに一部の自治体では、ダッシュボードの導入が始まっている。

「ヨリソル」でデータを一元化、
学校現場の課題を解決する

1つはネットワークの刷新だ。現状、校務系システムと学習系システムではネットワークが分かれており、それぞれのデータを掛け合せた活用ができない。NEXT GIGAでは2つのネットワークの統合、およびセキュリティ対策としてゼロトラストネットワーク環境の構築を行うことが求められている。

2つ目は校務支援システムのクラウド化だ。オンプレミス型の従来の校務支援システムから、どこからでもアクセスできるクラウド型校務支援システムの導入が推奨されている。狙いとして教員の働き方改革を行うことが背景にある。

3つ目は教育データの活用だ。ネットワークの刷新、セキュリティ対策、校務支援システムのクラウド化、これらが揃うことで、教育データがよりスムーズに集約できるようになる。集約化された教育データをようやく活用ができる。時代は業務効率化から、業務の高度化のフェーズに入ってくるのだ。

「ヨリソル」は教育データを見える化し、学校現場が抱える課題を解決する。

そうした中で、プラスアルファ・コンサルティングが提供する統合型教育ダッシュボード「ヨリソル」は、校内に散在するデータを一元化・分析し、学校現場が抱える課題を解決する。これまでの教育ダッシュボードは生徒・児童のデータの可視化のみにとどまっていたが、教育のPDCAを回すには教員の指導履歴や研修履歴を含む人事データの可視化・分析が重要であることを川島氏は語る。

「ヨリソルは、生徒・児童の学習ログ等のデータをもとに教育の質向上を支援する『教育ダッシュボード』とともに、教員の人事データを収集・一元化する『ティーチング・ポートフォリオ』を提供します。生徒・児童のデータと教職員のデータを一つにつなぎ合わせ、教育DXを推し進めることができます」

例えば評定のデータを一つ取っても、生徒・児童であれば、個人において各教科での強み弱みが見える。組織のデータとしてはどの学校で評定をどれぐらい厳しくつけているかがわかる。そして教員のデータとして可視化すれば、どういった教員がどのように評定をつけているかが分析できるのだ。

教育改善や不登校対策など、
様々な利用シーンで効果を発揮

「ヨリソル」は生徒・児童の学修成果の可視化や学力分析、教職員の能力評価や計画的な育成・研修計画の策定など、様々な用途に使うことができる。川島氏はダッシュボードの活用シーンとして、「学習ポートフォリオ」「不登校・退学者分析」「教職員の労働時間管理やスキル可視化」の3つを紹介した。

「学習ポートフォリオ」について、教育委員会の担当者は「ヨリソル」を活用することで、どの学校のどの学年・クラスで成績優秀層が多いのかや、家庭学習時間と成績の相関関係などを分析できる。このデータにもとづいて対象の生徒・児童に補講案内を送ったり、保護者との三者面談を行ったりして成績の改善に努めることができる。卒業生のデータを蓄積して進路指導に役立てることも可能だ。

「不登校・退学者分析」について、「ヨリソル」のアンケート機能を活用し、生徒・児童のモチベーションの把握や分析ができる。クラスの状態を一覧で表示し、モチベーションが低下している生徒・児童を検知した場合には、管理職・学年主任・担任にアラートメールを自動送信してくれるので、問題の早期発見につなげられる。また、不登校の生徒・児童が不登校になる前に回答していた発言内容と、現行の在校生の発言を比較分析でき、在校生と同じ発言傾向にある生徒・児童を自動で抽出し、不登校の予兆をつかむことができる。

「教員の労働時間管理やスキル可視化」について、ダッシュボードで教員の働き方を可視化し、勤怠データを分析するだけでなく、プラスアルファ・コンサルティングが提供する教員研修プラットフォームにも対応する。どの教員がどのような研修を受けたのかなど、研修履歴をもとに教員の適性なども分析できる。例えば、どの教員が進路指導に向いているかといったことを可視化することが可能だ。

プラスアルファ・コンサルティングは「ヨリソル」を提供し、一人ひとりに寄り添った教育DXへの貢献を目指している。

【お問い合わせ】

株式会社プラスアルファ・コンサルティング
mail:yorisoar-info@pa-consul.co.jp
URL:https://www.yorisoar.com/

この記事に関するお問い合わせは以下のフォームより送信してください。