社会構想大学院大学 専門性を深める様々な科目を提供
3研究科後期授業がスタート
院生の専門性を深める様々な科目
10月から後期授業がスタートしました。1週間のオリエンテーション期間では、すべての授業が受講可能となり、各自自身の研究に活かされる科目の履修を検討します。
社会人である院生はそれぞれが実務において課題として感じていることや社会に役立つ構想を研究します。
後期授業では通年科目の他、専門性を深めるため様々な科目が用意されています。
社会課題や経営課題について社会的位置付けを明らかにするために現代社会を分析、複眼的な視座を身に付ける「現代社会論」、組織の本質やジレンマを俯瞰的に理解し広報や人材育成担当者として組織と社会の関係性を再考する「組織論」、企業とは何か、経営とは何か原点に立ち返り、最新の時事問題にもフォーカスしながら企業の理念、経営者の哲学を適切に理解する「企業理念・経営哲学」、社会学や経済学の知見を敷衍することで複眼的な観点から人的資本を理解する「現代社会と人的資本」、地域経済再生のための戦略論について考察する「地域イノベーション論」科目など。他の研究科で開講される授業を「自由科目」として研究科を横断して履修することもでき、多種多様な院生と共に学び研究することで、自分だけでは生まれないアイディアや構想が発見でき、さらに研究に深みが増します。
<現役院生の声/実務教育研究科>
学びの広がりと「共に学び、共に成長する」を体感。
私は、米国ボストンに本社を置くロボティクス企業の日本法人の代表を務めています。弊社は2017年に日本の総代理店を買収して日本法人を立ち上げました。この8年間、私は立ち上げた日本法人の事業を軌道にのせる経営統合の舵取りを行ってきました。
経営統合における一番の改革は、会社の意思決定システムをトップダウン型から現場第一線からの提案をもとにしたミドルアップに変えていくことでした。この改革を実行していく中で、数多くの中堅社員が目を見張る自己成長を遂げていきました。この自己成長の実践知を言語化したら、企業で働くミドル層のキャリアアップに何か役立つかもしれないと思ったのが本学に入学するきっかけの一つでした。
本学に入学するきっかけは実はもう一つありました。私は出身大学などからお声がけを頂き、大学生や大学院生に「イノベーションによる社会課題解決」「グローバル経営」「第2創業期のリーダーシップ」などをテーマにゲスト講義を行っています。この活動を実行していく中で、「教えること」にはそれなりのスキルが必要だと気づきました。そして、「教えること」を体系的に理解するため、実務家教員養成課程第11期生として半年間学習しました。その延長で2年課程の実務教育研究科を発見し更に学習を究める決意をしました。
本学で、私が一番刺激を受けている授業は「実践と理論の融合」です。この授業から私の実務を言語化するヒントを頂き「経営統合という思わぬ環境変化を得た中堅社員がどのように自己成長してキャリア自律していったか」という自分の実務実践の理論化を研究テーマに選びました。
本学は魅力あふれる教員と学生が数多く在籍しています。私は、知識社会学や地域社会論などの知のプロフェッショナルの教員陣、看護・学級経営・学校経営・経営企画・技術開発・ファシリテーター・個人事業主などの多様な実務背景を持つ同級生と共に、ゼミでの議論や意見交換などを通して刺激的な探究学習の日々を過ごしています。
リカレント教育の最前線 社会構想大学院大学
社会構想大学院大学は、3研究科を有する社会人向け総合専門職大学院です。授業は平日夜間と土曜日に開講し、全国からオンラインでも受講可能です。
実務教育研究科
対象者:大学教員を目指す者、人事・教育担当者
コミュニケーションデザイン研究科
対象者:広報、メディア、情報、マーケティング、CSR、IR担当者
社会構想研究科
対象:自治体・政治関係者、渉外担当者
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